ESEC2009 専門セミナーでの講演

今年もESEC(組込みシステム開発環境展)の時期がやってきた。今年も組込みLinux関連の3時間枠のセミナーで講演を行った。
今年は、この景気の状況もあり講演への参加者は少ないだろうと考えていたが、予想に反して約70名ほどの参加があった。
ESECでのセミナーは、数年前から講師をさせていただいている。既に5〜6回連続となるだろうか・・・・

毎年、大きく内容は変えていないのだが、最新の情報にアップデートしている。今年の講演アジェンダは次のとおり。

専門セミナー講演タイトル:「Linuxを使用した組込みシステム構築手法」
Linuxを使用した組込みシステム構築において必要とされるカーネル概要、デバイスドライバ開発、アプリケーション開発、デバッグ手法などについて解説する。また、組込みLinuxの課題やテスト手法などについても紹介する。

1.組込みLinuxをとりまく環境の変化
1-1 最新動向
1-2 組込みLinuxの課題
2.Linux OS概要
2-1 モリモデル
2-2 スケジューラ
2-3 プロセス/スレッド
3.組込みLinux開発手法
3-1 ブートローダ
3-2 カーネル移植
3-3 デバイスドライバ開発
3-4 カーネルデバッグ
3-5 アプリケーション開発とデバッグ
4.製品への組込み
4-1 最終ターゲットへの組込み
4-2 品質とテストツール
4-3 製品化で考慮すべきポイント
5.応用事例紹介
6.まとめ

参加者のアンケート内容が気になるところ・・・・・