マシュマロチャレンジから学ぶべきこと
マシュマロチャレンジは、TEDのサイトで知った。
(http://www.ted.com/talks/lang/jpn/tom_wujec_build_a_tower.html)
マシュマロチャレンジは、それぞれ4人のチームがスパゲッティ20本、テープとひもそれぞれ90cm、マシュマロを使って、一番高い構造物を作るのを競うゲームだ。チームビルディングのためのゲームだが、結果から重要なことに気がつかされる。
結果が一番ひどいのは、ビジネススクール新卒者達。
ビジネススクールの新卒者たちは、適切な解を見つけ出す教育を受けており、プラン通り実行していくものの、マシュマロをトップに乗せるころには時間ぎりぎりとなり、「あぁ〜あ(+o+)」といった結果になる。
逆に良い結果をだすのは、幼稚園新卒者達。
幼稚園新卒者たちは、マシュマロを高い位置のもっていくという次々に試行錯誤を続けて、結果として一番高い成果を上げている。試行錯誤の結果、驚くほど面白い構造物を作るそうだ。
ここから気づく2つのポイント。
机上だけで考え出そうと考えるから機能しない。
高い費用を払ってコンサルティング会社に作ってもらった経営戦略が全く使えない、あるいは機能しないということことにつながるのではないかと思えた。本当の答えは現場からしか生まれてこないってことだろう。この本にかかれていたように。
- 作者: ジェフリーフェファー,ロバート・I.サットン,Jeffrey Pfeffer,Robert I. Sutton,清水勝彦
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/01/01
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もうひとつは、デザインプロセスにおいて、プロトタイプを作りフィードバックし、また新たなプロトタイプを作るというループを回すことにより最適な解を見つけていくことの重要性を感じる。前に読んだ「The Art of Innovation (発想する会社) トム・ケリー著」のデザインプロセスを思い出させてくれた。
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
- 作者: トム・ケリー,Tom Kelley,ジョナサン・リットマン,Jonathan Littman,鈴木主税,秀岡尚子
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ともかく、マシュマロチャレンジは面白いので、今度社内の会議のアイスブレークとしてやってみようかと思っている。