徹底抗戦 堀江貴文(著)

ホリエモンの本をはじめて読んでみた。最近また見始めたホリエモンのブログがきっかけだ。

徹底抗戦

徹底抗戦

数年前、ライブドアのビジネスモデルが良く見えていなかったが、米国でのネットバブル崩壊後にもかかわらず、短期間で急成長をとげてきたライブドアに非常に注目していたし、応援もしていた。

ライブドア事件は、もうすでに過去の事件というように感じるが、当時の報道の偏りには違和感を感じていた。事件について検察側の主張についての詳細が語られず、堀江氏が何をしたことについて問われているのかについて明確な報道が少なかった。それにも関わらず、報道ばかりが過熱していったように思う。

この本では、事件に対して堀江氏がどのように考えているかを少しだけ垣間見れたような気がする。

堀江氏がこの本で書かれている内容がどこまでが本当であるのかは判断できないが、日本の検察、司法、そして報道といった権力の在り方を改めて考えさせられる内容ではある。

ともあれ、堀江氏のことは嫌いではないので、裁判の結果はどうあれ早く再浮上してほしいと願っている。