ESEC2007セミナー

skiuchi2007-05-17

今日は組込みシステム開発技術展(ESEC2007)で、組込みLinux関連のセミナー講師をさせていただきました。ESECでは2年前から3時間のセッションを担当させていただいているのですが、通常の仕事の合間に3時間分のプレゼン資料を準備するのはいつもながら非常にシンドイです(^^ゞ いつも締め切りギリギリ(いつも締め切りすぎてしまっていますね・・・)にほぼ徹夜で仕上げて間に合わせてます。
今回は、約100ページのプレゼン資料を用意して、前半は組込みLinuxの開発手順の解説、後半はリアルタイム性やセキュリティなどの話題についてという内容だったのですが、前半に喋りすぎて、後半は随分と時間が押してしまいました。まー、3時間ともなると時間配分がいつもの事ながら難しいですね。
有料セッションにもかかわらず約120名という多数の方が参加してくれました。まだまだ、組込みLinuxは、延びる余地がありそうだなと実感しました。
セミナーの最後に質問コーナーがあります。今回は、具体的に組込みシステムでLinuxを使用した場合のメリットは何か?とか、Eclipseでのクロス開発環境についての質問などが幾つかあがりました。これらの質問などは、数年前の組込みLinuxが導入され始めた当初から良く聞かれた質問とほぼ同じです。やはり、まだまだ情報が不足しているんだな〜と感じます。
現在の組込みシステム開発での課題は、やはり教育だと思いますので、組込みLinuxネタをこのようなセミナーなどの機会を利用して発信していきたいと思います。